ある日クライアントさんから電話・・
「復職しました」
ということで、今回はA君・・
満月が見える・・
よかった・・・
これで足元がよく見える・・
すごい勢いで山を駆け上って走っている・・
嘘・・
僕、こんな体力ないのに・・
や~、まじ?
や~、うそでしょ・・
郵便配達なんだけど、夜専門みたい。寺から寺へ。
でも山を登るんだ。
険しい山を一晩で・・
あんみつ?なんだっけ?隠密?
大事な手紙を寺に届ける。
届けたら、身を潜めて、夜が来るのを待って、そして、また夜になったら、一気に山を駆け抜けるんだ・・
だけど、ある日、別の寺で捕まってしまう。
弁解している・・
僕は文もうなんだ。字が読めない。
でも信じてもらえない。
すごくえらいお坊さんがやってきて、
生かしておけない‥と言われる。
厳しい目で僕を見るんだけど・・
それが・・
今のお父さんなんだ。
たぶん、殺された・・
あっけない・・
誰かが、順調だって言ってる・・
え~?
大丈夫だって
心配ないって・・
END
あの帰り、家の前で鳩が瀕死になっていて、
どうしようかと思って、父に電話した。
実家はすぐなんだけど、父とは10年会っていない。
父とうまくいかなくて。
でも、父は鳩の専門家だから、鳩を見てもらおうと思って。
父は、伝書鳩を育てている。
本当はうつ病で、休職中だったんだけど、内緒で催眠受けた。
今は、会社に戻りたい。復職したら、また連絡します、ということで、復職なさいました。
みなさん、このからくり気づきました?
スパイ活動をする少年の命を奪った男が
父となって、少年を迎え入れ育てる。
そして、父は伝書鳩を育てている。
もし過去生で伝書鳩を使えていたら、秘密の文書は鳩にやらせることができた・・
少年の命を奪った男の物語でも、あるように思いませんか~??
そして父子の葛藤の仲介に鳩を使うなんて。
ガイドたちのセンスが素晴らしく感じます。